Boox T68に入れるべきアプリ
おすすめアプリをまとめてみた。
はじめに
ドイツ版化する前よりはマシであるが、ドイツ版化しても、Playストアに表示されるアプリの数は必ずしも多くない。いくつかのアプリは別の端末にインストールした上で、apkをコピーしてインストールしなければならない。個人的にはesファイルエクスプローラでapkを受け渡しするのが一番簡単に感じられたので参考にされたい(esファイルエクスプローラは、インストールされているアプリをapkファイルとして別の端末で動作しているesファイルエクスプローラにWifi経由で転送する事ができる)。
ホームアプリ~Zeam Launcher
Nova Launcherなどをインストールしようとしてはいけない。ただでなくても少ないメモリーを圧迫してしまう。できるだけ容量の小さいものを使うべきだろう。
ここではその一例としてZeam Launcerを上げた。
出荷時に設定されているのはOnyx Launcherというが、基本的には殆ど使わないだろう。ただし、フロントライトの明るさ調整はOnyx Launcherで行わなければならない。他のアプリで明るさ調整をしようとすると、変更できないばかりか、(私の環境では)スリープ状態でフロントライトが点灯するなどの不具合が生じる。
厄介なことに、このOnyx Launcherはアプリとして表示されないようなので、ショートカット作成ツール等を使って強引にショートカットを作成してやらなければ呼び出せない。もちろん、都度ホームキーの設定をクリアして呼び出す、という方法もある。
なお、フロントライトのON/OFFの切り替えだけであれば、物理キーである「戻る」又は「決定」ボタンの長押しで可能であるので、一度希望の明るさにしてしまえばOnyx Launcherは二度と起動しないかもしれないが。
なお、スワイプで通知を開くという機能があるので設定しておくと良い。
壁紙
壁紙は白一色にしておいたほうが見やすい。黒系の壁紙にすると横スクロール時に残像が発生し、非常に見難くなる。
青空文庫~青空文庫ビュアAd
可もなく不可もなくというところである。
動作速度が遅いBoox T68では、本のダウンロード操作が実にじれったいので、時間のあるときにダウンロードすることをおすすめする。吉川英治も著作権切れしたし、読むものは山のようにある。
Amazon kindle
遅い。とにかく遅い。
起動も遅い。ページ送りのアニメーションはOFFのにできないため、チラツキが半端ではない。
が、サービスの継続性の点で、どうしてもKindleを利用してしまう。ページ送り時のチラツキは諦めてしまうと案外慣れてしまう。
Koboのリーダーなどもapkをコピーしてやれば使えるらしい。
Google Playブックスも数ページ読めたが、すぐに落ちてしまう。悲しい。
絶版マンガ図書館
動作する。ページ送りアニメーションはOFFにできる。この点だけはKindleより快適かもしれない。
しかし、本のダウンロード画面は遷移が遅く、またダウンロードボタンが小さいため、タップ位置がずれるT68ではかなりイライラする。
Feedly
普段使っているgReaderが、Boox T68上では遅くて使いものにならない(どのくらい使えないかというと、起動から一つ目の記事を開くのに20分はかかる)ので、Feedlyを使っている。
Nexus5と比較すると雲泥の差で、「使えないことはない」というレベルである。事実上Mっけ満点の人しか使えないだろう。
個人的には、電子書籍リーダー+RSSリーダーとしてのBooxを期待していたので、ここについては、Boox T68を大幅に減点したい。
SmartNews
Feedlyよりはマシである。通知等は全て切っておいたほうが良いだろう。常用できなくはない、というレベル。
Opera Mini(Next)
標準のブラウザよりはマシである。Nextか否かはおこのみで。
2ch Mate
最新版だと落ちてしまう。Ver.0.8.5.1だと動作するので、作者のページからバックナンバーをダウンロードしてインストールすると良い。なお、自動更新されないよう、Playストアで設定を変更するのを忘れずに。
Titanium Backup
動作する。但し、一部文字が表示されない部分がある。そういう時は、Nexus5と並べて「上から5個目のメニューを押せばいいんだな。」などと涙ぐましい努力を要求される。
Link2SD
過度の期待は禁物。extSDに大量のアプリを放り込むことができるが、放り込んだだけ端末の動作が遅くなる。Plus版を購入するとデータについてもSDに移すことができるので、使い方によっては、むしろそちらのほうが重要かもしれない。
また、アプリの凍結やアンインストール等の管理にも意外に便利である。
Screen Rotation
Boox T68には傾きセンサーがないので、画面の縦横回転ができない。このアプリで手動で回転させている。
一応横向き(Landscape)にすれば見開きで書籍を読めるが、6.8インチだと辛い。
また、切り替えに凄まじく時間がかかる。
Tasker
「画面点灯時にWifiをONにする、画面消灯後数分でWifiをOFF+メモリ解放し、さらに1時間後に端末の電源を切る」というマクロを組んでいる。似たようなことは端末の設定機能でも実現可能だが、いまいち動作が信用ならないので自分で作ってしまった。
このような運用で、1日そこそこ(通勤+昼休み+帰宅後)使って25%消費(電池残量75%)程度となる。
蛇足だが、Takserの電源OFFコマンドは、強制電源OFFのようで、アプリの設定などが保存されない。最初、毎起動時Zeam Launcherが初期化されていて不思議だったが、手動で電源を切ったところ設定が保存された。Taskerで電源OFFする前にZeam Launcherを終了させてやるコマンドを挟んだほうがいいかもしれない。
esファイルエクスプローラ
百度(バイドゥ)問題などもあるが、これを超えるファイラもないので諦めて情報を垂れ流している。
通常のファイル管理、フォントの変更(Rootエクスプローラ)、他の端末からのAPKのコピー、他の端末とのファイルのやりとり、Dropbox等のクラウドへのアクセス等、様々な場面で重宝する。
Google日本語入力
とりあえず、というところ。省メモリの日本語入力があるならばそちらを使ったほうが良いかも。
タップ位置がずれる問題に対応するため、キーボードの高さは最大にしている。その状態で各キーの上辺をタップすれば大体問題なく入力される。
なお、取りこぼしがひどいという時はA2 Modeという高速描画モードに切り替えると改善される。
ネットワークモニタミニプロ
APKでNexus5から移動した。通信状況が見れるので便利。
その他~入れているだけのソフトたち
@Voice Aloud Reader
音声読上げソフトだが、イヤホンを挿す場面があまりない。
Acapela TTS Voices
音声読上げエンジンだが、イヤホンを挿す場面があまりない。
Adobe Reader
使い方の問題だがあまり使っていない。
Chromeがインストール出来ない(正確にはインストール後、Googleアカウントでログオンしようとすると落ちる)ため、Chrome Cloud Printによる「端末に印刷(出力)」するという機能が使えないので、出番が少ないというのもある。
AOSS
タップ位置がずれるので、暗証を入れるのに苦労する。そこで一応入れたけれども、一度も使っていない。
Evernote
使い方の問題だがあまり使っていない。使いにくいわけではない。
EverClip
この端末でWebを閲覧することが少ないため、出番は極めて少ない。
Quick Office等の類
まぁ、遅いしね。
Gridsize Free
メモリが逼迫してきたら原因探しに使おうと思っているが、まだ出番は来ていない。
GSam Battery Monitor
Battery Mixが使えないので代わりに入れてみたが、グラフ等が見難く、これならAndroid OS標準のバッテリー表示だけでいいのではないかと思い直した。
Sync
extSDに受信フォルダを作って、母艦とのファイルの受け渡しなどを考えたのだけど、うまく行かなくて塩漬け。これは単に技量の問題ですね。
Softkeys
画面上にもホームキーや戻るキーが欲しくて入れてみたものの、しっくりこないので、そして遅いので使わなくなった。
Youtube
冗談で入れてみたけれど、再生するところまで行けなかった。冗談抜きに遅い。
はてなブックマーク
そもそも、ウェブ閲覧しないから…。
リモートデスクトップ(Chromeのもの)
冗談で入れてみただけです。
翻訳
案外使わないので。